昨日は、親知らずを抜く場合の判断基準について説明をしました。
今日はより具体的に、このようなときは親知らずを抜いたほうが良いというケースについて説明をします。
親知らずは必要があれば抜いた方が良いことがあります。以下のようなことが考えられるときは抜く可能性は高くなります。
・親知らずの腫れが繰り返されるとき
1度腫れると少し時間をおいてから再び腫れることがあります。
短期間(1〜3ヵ月)に腫れることが繰り返されるときは、抜くことが有効です。
・物が挟まりやすく、親知らずの前の歯が虫歯になりやすいとき
親知らずよりもその前の歯に悪い影響が出る場合は、前の歯を優先して保護するために親知らずを抜くことがあります。
・虫歯が大きく、場所が口の奥過ぎて治療ができない場合
治療器具が上や下の歯にぶつかって、虫歯の治療ができない場合、またあまりにも奥のほうに親知らずが生えていて、頬や舌が危なくて治療ができないような場合は、抜くことが有効な治療となることがあります。
・歯並びに影響がでる場合
親知らずは生えてくるスペースがないと、他の歯を押して出てくるときがあるため、正常な歯並びを乱してしまうことがあります。
歯並びを保護するために親知らずを抜くことが良いことがあります。
・上か下かいずれか片方しか生えていない場合
正常に生えてきたとしてもかみ合わせる歯がない場合には、奥歯の後ろの歯肉を咬んで、炎症を起こすことがあるため、抜いた方が良いことがあります。
以上、抜くことになる親知らずの多くは「咬む」という本来の働きをせず、口の中で問題ばかり起こす場合が多いです。
このような場合は必ず抜くというわけではありませんが、抜いたほうが良いと判断される場合が多いです。
次回は逆に抜かなくていいケースについて説明をしたいと思います。
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